無料で青色申告の書類が作れる円簿会計を実際に使ってみました。
正確には円簿会計の円簿青色申告ですが、ややこしいので円簿会計としています。
先に結論を書くと動作が重く効率が悪すぎて個人的にはあまりおすすめできません。
他にも有料の会計ソフト比べて、簿記の知識が必要等の理由もあるので使ってみた感想を詳しく書きます。
円簿会計を使おうと思った理由
ずっとマネーフォワードクラウドを使っていたのですが、有料プランにしないと青色申告の書類が作れなくなったからです。
なので、無料で青色申告の書類が作れる会計ソフトを探して見つけたのが「円簿会計」でした。
円簿会計がおすすめできない4つの理由
- 動作が重い
- UIが古い、わかりにくい
- 便利機能が少ないもしくは無い
- 簿記の知識が無いと難しい
以上の4つがおすすめできない理由です。
効率が悪く時間がかかり過ぎると判断して、僕は使うのをやめて有料プランのマネーフォワードクラウドにしています。
それぞれ詳しく説明します。
動作が重い
おすすめできない一番の理由は動作が重いからです。
例えば、仕訳帳のボタンをクリックすると2~3秒くるくるしてから画面が切り替わります。
たった2秒と思われるかもしれませんが、毎回なので地味にストレスです。
他の会計ソフトでは重さを感じたことが無かったので、凄く操作し辛く円簿会計をやめるきっかけになりました。
UIが古い、わかりにくい
感覚的なところですが、UI(見た目)が古くわかりにくいです。
僕が思ったことを列挙すると
- どこを操作したらいいかわからない
- とっつきにくい
- 色数が少なくかた苦しい見た目でやる気が無くなる
- UIが古く見える=機能もいまいちそう
と思いました。
確定申告に慣れている人なら問題無く使えるかもしれませんが、初めての人や慣れてない人には厳しいUIです。
見た目が良くない=操作性が悪いですので、効率が悪く時間が余計にかかってしまいます。
便利機能が少ないもしくは無い
有料の会計ソフトには当然ある銀行の連携機能やレシート読み取り機能等の便利機能が少ない、もしくは無いです。
一応銀行は楽天銀行だけは連携できるみたいですが、他の大手銀行はできません。
基本的に全て手動入力なので、入力する内容が多いとかなり大変です。
他には自動家事按分機能が無いです。
マネーフォワードクラウドでかなり使っていた機能だったので困りました。
電気料金や家賃など一定割合だけを経費にしたい場合に便利な機能です。
例えば電気料金の30%を経費する場合、「電気料金×30%」となりますが、毎月計算するのは面倒ですし、間違える可能性もあります。
でも、自動家事按分に電気料金は30%を経費すると設定しておけば、ワンボタンで全ての電気料金を30%にしてくれます。
通信費や家賃も設定しておけば、全て自動で計算してくれると効率的でミスもなくなります。
簿記の知識が無いと難しい
実際に使ってみた思ったのは、多少の簿記の知識があることを前提していると感じました。
複式簿記を簡単に入力できるような機能は無く、専門用語が多めです。
まとめ
以上が「無料で青色申告ができる円簿会計を使ってみた感想」でした。
無料で使えるのはとても良い事なんですが、動作が重い事や家事按分等の便利な機能が無いのは時間がかかり過ぎて効率が悪いと思いました。
僕の場合、マネーフォワードクラウドだと30分で済む作業が2時間以上かかると思います。
動作が軽く、便利機能豊富、簿記の知識が無くてもマネーフォワードクラウドなら青色申告ができるのでおすすめです。
では、はむりすでした~
コメント